ページを選択

先日、アジサイの剪定について質問されたので、回答したのだけれど、もしかして、どこかの誰かの参考になるかもしれないので、こちらにもメモ残しておきます。スマートにコンパクト回答ができないので、ダラ長い。

アジサイの剪定の鉄則は2つ。これを守れば大抵うまく来年も咲いてくれます。

鉄則1:花が終わったらスグに剪定。
鉄則2:すべての枝を剪定。

アジサイの花の下の葉っぱの根本を見てください。ちいさな球やちいさな葉っぱが二つ左右に生まれていませんか?
一つの茎に葉っぱはたくさん付いていますが、一番上のやつが【来年の花の素】です。(画像参照)
アジサイは一本の茎の芽の中で、一番上の芽しか花になれません。この一番上の[来年の花になる芽]のことを【花芽】といいます。あじさいは、一年かけてゆっくりゆっくり花の準備をするんですね。

 

 

■剪定のタイミングは?

鉄則1で、[花が終わったらすぐに剪定]としましたが、これは、『一番上の芽しか花になれない』という特性に関わりがあります。
もし、アジサイを冬眠が始まる秋に剪定したらどうなるでしょう。
秋に枝をバッサリ切り落としてしまうと、一番上の『花芽』も一緒に切り落としてしまうことになります。そうすると、その枝は花芽がなくなってしまい、来年その枝は花を咲かせられません。なので、アジサイの花が終わったら、スグに剪定しましょう。

「花を飾ったりしたいんだけれど、鉄則1を厳守すると短い茎しか取れないじゃん?」
大丈夫です!
花芽はゆっくりゆっくり作られます。早いうちに切れば、下の方【芽】が【花芽】に変化してくれます。

そう、『芽』は『花芽』にジョブチェンジすることができるのです!
しかし、ジョブチェンジ受付可能期間は、7月中旬くらいまで。短っ!
これより後は本気出し始めるので、変更ききません。
なので、茎を長く切りたい場合は、7月上旬〜中旬くらいまでと心がけておくと安心です。

 

■花の終わりっていつ?

アジサイは、花が終わると、花がうなだれて、裏返ります。房全体がうなだれるのではなく、一つ一つの花がぐったり下を向きます。これが花の終わりの合図です。花の首がめちゃくちゃ丈夫でちっともうなだれない品種もあるけど。そういうのは、秋までずっとシャキッとしていて、褪色を楽しめる秋色アジサイとかですね。

 

■鉄則2の「すべての枝を剪定」って?

あじさいは、根元からたくさんの枝が生えて広がっていますが、根っこは1個で1つの個体です。
枝を切る(剪定)すると、その枝は次の体制を整えるのにかなり体力を使います。しかし、切っていない枝が残っていると、その枝は体制を整え直す必要がなく成長に関して体力を使わないで済むので、切っていない枝の方に栄養がどんどん行ってしまうことがあります。
すると、切っていない枝だけ栄養を摂取してどんどん成長してしまって、剪定した枝は栄養を回してもらえなくなり栄養不足に……ということになります。
これを避けるため、すべての枝を一節づつでもいいので、剪定してやってください。

 

■アジサイをあまり大きく育てたくない場合

アジサイは結構大きく育つ植物です。しかも3年くらいすると下の方が木ぽくなってきて、さらに大きくなろうとします。アジサイをコンパクトに仕立てたい場合は、ばっっさりガッツリ剪定しましょう。
だだし、あんまりガッツリやりすぎると、ショックで体力なくなって枯れてしまうことがあるので、ガッツリ剪定する場合は、全体の高さの1/3程度までにしましょう。

ガッツリ剪定するタイミングですが、通常の剪定と同じで、7月中旬くらいまでに完了させると良いと思います。うまくすると来年も花咲くかもよ?
7月中旬より後にガッツリ剪定する場合、次の年の花は諦めましょう。

 

■肥料っていつやるの?

1年のうちに2回あげます。
1回目は、剪定した後です。アジサイは剪定された直後から来年にむけて花芽と芽を本気で作り始めるので、栄養をあげてがんばってもらいましょう。
2回目は冬です。アジサイは冬に葉を落として冬眠し、暖かくなると目をさまします。目を覚ました時腹が減っていてはマズイので、1月の終わりか2月くらい(クソ寒い時)に肥料をあげておきます。
こうすれば、アジサイが目を覚ました時に栄養がいっぱいあるので、一気に動けます。

肥料は、ホームセンターに『青い紫陽花の肥料』とか売ってるので、そう言うのでOK。うちは、バラの肥料の余りをあげてます。