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たしか一年前の同じ時期にも行ってるエステール

イカや鱸などの夏らしいメニュー

どこか特定のアノ店ということではないんだけれど、やたら高額価格帯の店って最近よく見かけてさ
脈絡もなくキャビア載ってたり、なんの役にもたたん擦りおろしのカラスミ山盛りとか、なんでそこでわざわざシャトーブリアン?とかな
料理の単価高く取りたいのはわかるけど、値段に合わせて高級素材ぶっ込んどけ、てのがスッケスケに透けて見える

そういうの要らんし、されても気分上がらんし、映えとか知らん

シェフは、どんな素材持っても良いから「この味の為には、コレがこの佇まいで存在すべきなのだ」と皿の上で語ってくれ
我々は、コレがその佇まいでいる意味を紐解くから

そんな一皿

カラスミはこのスライスで野菜に混じってここに居てくれないとだめだ

この海苔はここでソースに解れ溶けるのが役目だ

こういうのが良いんだよ

(ところであの海苔が丸山海苔だってわかった自分を褒めたい)